ソリス「スカラゼロスタチック」グラインダー購入してみた
2年近く使い続けてきたグラインダー、ソリスのスカラプラスがついに寿命を迎えた。
一般家庭用のグラインダーで、クレマトロトロのレベルに細かいメッシュで豆を挽けるグラインダーの中では非常にお手ごろな価格(9,000~14,000円)で導入できただけに、それで2年近くよく頑張ってくれたね、って気持ちが強かった。
実を言うと、ホッパー自体はもう半年くらい前からひびが入っていて、いつ使えなくなってもおかしくなくなっていた。それでも完全に沈黙するまでは使い続けようと思って早半年、ホッパーが本体にはまらなくなったことで、役割を全うしたことを実感した。
とはいえ、これまで頑張ってくれた初代グラインダーをねぎらう一方でグラインダー自体がなければ家でコーヒーが淹れられない。ということで早期に2代目を導入する必要に駆られたのだけど、同じものにするか上位機種である「スカラゼロスタチック」にするか悩んだ。
公式HPの紹介によると、スカラプラスとの違いはメッシュの段階がスカラプラスは21段階だったのが、スカラゼロスタチックは24段階、引いた粉を受けるコンテナにUV防止加工がされているために酸化防止機能があるところ、静電気抑制機能があるから粉の付着が抑えられるところ、だそうで。
それらの機能はあったら嬉しいけどそのために7000円近くを追加で払えるかどうか、といったところが悩みどころだった。
とはいえ、どうせ買い替えるなら同じものにするよりは新しい機材を試す方が面白いかな、と思って結局「スカラゼロスタチック」を導入。
ということで、まだ導入してから1週間もたっていないけど、前述したスカラプラスとの相違点3つについての体感を記録しておきたい。
24段階のメッシュ
まずはメッシュの段階。これまではエスプレッソに使うならば1~4、ハンドドリップなら11~15、ネルドリップなら16~21の目盛りで挽くことを推奨されており、スカラゼロスタチックではそれが、
- エスプレッソ:1~6
- ハンドドリップ:14~19
- ネルドリップ:20~24
へと変化。この中で最も変化を感じられたのはエスプレッソだった。今までスカラプラスでは3(つまりは3番目に細かい)で挽いており、せっかくだからまずはスカラゼロスタチックでも同じ3でやってみてどれくらい変わるか試してみた。
すると、今まではまだ粒子、と思えるくらいの細かさだったのだけど、スカラゼロスタチックの3はさらに細かくなっており、粒子感は全くない。どちらかというと灰と言っていいくらいにはサラサラだった。文字通り粉。
いざポルタフィルターに入れタンピングして見てもその違いは歴然で、14gの豆を挽いたものをタンピングしてスカラプラスの3ならばだいぶ8割くらいは埋まっていたのに、スカラゼロスタチックの3は半分くらいに圧縮されるほどだった。
これは粉の広範囲にお湯が被るからより濃厚な一杯が出来上がりそうだ、と思っていたら実際そうだった。クレマが今まで以上にトロトロで、いざ味わってみるとその苦味がよりしゃきっとした感じだった。その一方でえぐみは出ていないから単純に濃厚な苦みになった、というところ。残念ながらオーツミルクが手元になかったので、ラテアートの書き心地も描いてから記録したいところ。
UV防止加工
続いてUV防止加工については、実感はあまりないけどデザインとしては半透明となった感じなので、挽きたての粉の色をコンテナ越しに見るのは人手間かかるようになった。多分普段使いだと挽いてすぐに抽出してしまうから酸化する間があまりないのかもしれない。体感的には、浅煎りのコーヒーでも、酸味がより強くなった、みたいな感じはなかったから、そういう意味では酸味が過度になるのを抑えるのには十分な役針を果たしてくれそうだな、って思った。
静電気抑制機能

こちらは、実際に粉を受けてすぐにフィルターに粉を入れた直後のコンテナ。なるほどほとんど粉は残っていない。そして実際、本体の抽出口にも以前は粉が大分付着していたのだけど、そこにもほとんどついていなかった。これは目に見えて粉の静電気による付着が抑制されていると実感できていい機能だと思えた。あまり意識したり機にしたことはなかったけど、いざ言われてみると煩わしかった粉の付着が軽減されると、日々の手入れや珈琲抽出の細かい部分で楽になって、ああ、なんか気持ちよく使えてる、って感じられるのかも。縁の下の力持ちってやつかも?
といった感じで、実際使ってみると確かに公式HPで紹介されていた明確な違いは、1週間たたないうちから実感できる大きな違いだと感じられたものだった。メッシュの段階はせっかく24にも分かれているのだから、これからいろいろ試して自分にとって、豆にとって最適な段階、というのを豆に応じて使い分けていけるほどに使い込んでいきたいなと思う。それを今後お取り扱いする豆で紹介できたらなおいいと思うので。
ということで、今回は新たに導入したソリススカラゼロスタチックグラインダーの使用感についての記録をここにまとめて、一度擱筆といたします。
