最近の買い物事情
ヴィーガンなので当然動物性食品は一切買わないのだけど、最近はそれらに加えて意識することを増やした。
- 自然栽培or秦野産農薬化学肥料不使用青果を可能な限り買う
- 洗剤、シャンプー、スキンケアは合成界面活性剤不使用の石鹸素材のものを買う
- 洗浄剤は重曹、クエン酸、過炭酸ナトリウム、植物油脂粉石鹸
- トリートメントはパレスチナ産オリーブオイル
奪わない生き方を考えたら、ただ動物性素材や綿アボカドなどに加えてより使うものを絞るのが大切だと言うのがわたしなりの現時点での結論。以下、この考えに至ったファクターをここに記す。
農薬、化学肥料により侵される存在を意識
野菜を作るのに使われる農薬は、主に虫の排除のために用いられるけど、それは野菜にとって恩恵をもたらす虫をも排除することに繋がるし、そもそも野菜には虫食いが起こったり、人間が素肌で野菜に触れると虫の嫌がる成分を排出する機能があるらしい。農薬を使うことで、野菜が本来受けられるはずの虫からの恩恵とその虫が野菜から得られる恩恵は断絶される。それらの自然な営みが壊され、安定して人間が野菜にありつける代わりにその野菜や虫に負荷が押し付けられる。そして付着した農薬を洗って流すとその農薬は当然排水路を経由して最後は海へ流される。そうなるとその化学成分の分解に水棲プランクトンやそれを食べる魚に負荷が押し付けられる。また、化学肥料は土に棲む微生物を排除して人為的にミネラルなどを肥えさせて野菜を育てる。しかしその野菜が育ったあとは土にもう微生物はいないからその後の土に炭素を分解し、ミネラルや窒素を蓄える機能はなくその土は痩せこけ、最後には肥料をまこうが野菜が育たなくなる死の大地になる。結果的に自然な土にならそこに棲み栄養素を循環させて野菜や土壌動物と共生する微生物を排し、生物の共存も多様性もなくなる。人間の効率化のため様々な存在の住処を奪い、負荷を押し付けることになる。ヴィーガンが脱搾取ならば、これらの搾取も理想としては脱却していく必要があると思う。だからわたしは、それらの生命に負荷を押し付けず自然な循環の元で育つ野菜や果物を選びたいと思った。秦野産は単に地産地消、身土不二の観点から。
合成界面活性剤や化学成分の分解の担い手
石鹸やナチュラルクリーニングに転じたのは、合成界面活性剤が発する泡や化学成分を分解する生命に押し付けられる負荷を減らすため。石鹸も界面活性剤なのは違いないけど、天然の界面活性剤である石鹸と化学成分による界面活性剤とでは、泡の分解速度が段違いで、天然成分の石鹸は水中で天然成分に分解される。一方で合成界面活性剤や化学成分は、分解に非常に時間がかかり、分解しきれないものは泡となって水上を漂い、水棲生物の住環境を汚染する。マイクロプラスチックによる海上汚染が叫ばれるが、それと大差ないくらいには合成界面活性剤による海上汚染も、水棲生物へ負荷を押し付ける問題ではないかなと思う。
そしてトリートメントをオリーブオイルにする理由は、いくら自然由来の成分だとしても、その抽出過程で化学薬品などによる手法が用いられていたら不自然になるし、一応今使っているアウトバストリートメントは主成分種子脂だからオリーブオイルでもいいんじゃない?と言うのが選定理由。パレスチナ産なのは言うまでもなくせめてもの連帯と絶対に忘れないという意思表示。
以上が、ヴィーガニズムを主な手段とした奪わない生き方を目指すための買い物という意思表示についてになる。身の回りのものを少しずつ変えていくムーブについても近いうちにまとめたい。
